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前置き

ファンミの感想をと思ったのですが、あまりにも前置きが長くなりそうだったので、別記事にします。

私が参加したのは21日の土曜日。

実はその週の火曜日に私は名古屋におりました。
なんでかというと「ヤマショウのマーチ」という、山崎まさよし(継承略)とトライセラ和田唱(継承略)二人のライブツアーが目的。
私が大好きな二人。
二人の共通点はギター奏者として優秀であるというところ。
和田くん曰く、まさやんは(山崎まさよし)日本の最高峰にいる!って言ってましたけど、和田くんもまったく引けをとらない存在だと私は思っている。

まさやんは友人に勧められてアルバムを聴いたのがきっかけで、デビュー時から存在自体は知ってたんだけどなんとなく敬遠していて、
でも、そのアルバムが凄く気に入ってそれからはあっという間にどっぷり浸かってしまった。
初めてまさやんのライブを体験したのは、まさやんがアコギ一本でツアーを回ってたやつ。
バックバンドもいない。
たった一人のステージ。
なのに、アコギから聞こえる音色は色んな音がして、一人で弾いてるようには全然見えなかった。
その時の衝撃は今でも鮮明に覚えている。
その頃はアコギ自体にあまり興味がなかったから、アコギっつったらバンドがライブでちょっと嗜好を変えてって感じで演奏するアコースティックバージョンであったり、あと単純にバラードとか、まぁ、なんか静かなイメージだったのが、まさやんのライブを体験してからはアコースティックギターの世界が拡がって、バラードだけじゃないし、全然激しいロックにもなるし、ビートも刻めるし、アコギってすげー!って。
私はまさやんからアコギの世界を教わったのである。

和田くんの場合はやっぱりバンドから入るんだけど、度々アコギの音色も聴く機会があって、本当に上手だなと。
音にブレがなくて滑らかで、指とかどーなってんだ?っていうぐらい動きが滑らか。滑らかなのよ。ピアノ弾いてるみたいに滑らか(しつこいw)
そんでもって、トライセラというバンド自体がアコースティックライブが最上級なので(私比較)この二人の貴重なセッションをこの私が見逃すわけがない。

で、私のちんけな予想をはるかに超えたところで、最高な二人の、最高な音色が、最高の夜にしてくれたわけなんだけど、激しい曲も静かに聴かせる曲も、どれもこれも本当に素晴らしくて、
感動の嵐の中、私はナナちゃんに別れを告げたのであります。(何故ここでナナちゃんwww)

でだ、そんな素晴らしく最高なアコギの音色が頭の中にまだまだ残っている状態での、FTのファンミーティングだったわけですよ。
そこで私がどう感じたのかは、本編でお話します。

過去、何度かFTのアコースティックライブにはため息をついてきた私。
ある時は発狂するぐらいに腹が立って(笑)自分でも引くぐらいもう二度と奴らのアコバージョンは聴かない!とか思ってたこともありました。
こいつらなめてるって本当に思ってた。
時間ないからアコースティックで、っていう安易な設定のライブもムカついてた。
その出来栄えに、やるなら本気で取り組んでこいやーと。
ちゃんとアレンジしてこいやーとね。




てことで、もう一つ前置き。

今回のファンミでスンとミナリが二人で演奏してたDEPAPEPEの曲。
DEPAPEPEってチラッと聞こえた時に会場で反応が薄かったのですが、過去にスンとフニで演奏してたことがありましたよね。
まずはそっちの曲の動画を貼っておきます。(ちなみに演奏したのはこの曲じゃないよ)

この時はスンの方が緊張していて、弾きそびれたりするとチラっとフニを見たりしてw



で、更にもっとさかのぼりまして、これも二人のデュエット。
ある映画のワンシーンを再現したもの。


あと番組の中でFalling Slowlyって曲を弾き語りしてるスンもありますがそっちは割愛します。
(この曲はヨンファの方が有名)
ちなみに、この曲だわ、あの曲から思い出した曲(何のことwww)

とまぁこんな感じでFTのメンバーは結構アコギに慣れ親しんできていた。
ジェジンもお部屋に一人常備してましたしね。(え。人称で数えるでしょ)
特にスンは常にアコギを持ち歩いて、暇さえあれば練習の日々。
スンの夢もシンガーソングライターだったし(今は知らんけどw)サッカーボールは友達さ!的な、翼くんを連想させるぐらいにアコギとはお友達になってたんだと思う。
そうやって腕を磨いてきたんだな〜ってファンミの演奏を見ながら私の頭の中に浮かんでた映像ってのが、これらなのであります。


そんでもってお次。
フニが演奏する前に(私の回では)古八先生(本編で説明しますw)がチラッと誰の曲なのか紹介しようとしたのを遮って、「洋楽をやります」みたいに言ったんだけど、敢えてそのミュージシャンを名乗らなかったのは(スクリーンには出てたのに)、フニなりの色々な思惑があったんじゃないかと、今になって深読みしている。
言っても分からないだろうって思ったのか、言わずに演奏して分かる人がどれだけいるか知りたかったのか、それとも先入観なしに聴いて欲しかったのか。。。←多分最後。
私個人は古八先生が「アンディマッキー!」ってポソッと驚いてふにの顔を見た瞬間に、あの曲か!ってすぐ分かったんだけど、意外と会場のみなさんは知らなかったみたいで。
でも逆にその方がフニにとっては良かったんじゃないかと思った次第。

これが当時のCM。
私はこの技法に勝手に押尾さんかなとか思ってたんだけど、あとで調べたら違ってたと知ったわけ。
記憶に残ってる人もいるんじゃないかな〜。




さて、もう一つ前置きがあります。


2月に行われたグラミー賞での出来事。
「最優秀アルバム賞」のプレゼンターがプリンス様だった。
そのプリンス様が壇上で語ったスピーチに、胸が掴まれました。
引用します↓

「Albums, Remember Those? Albums still matter. Like books and black lives, albums still matter.」
(アルバムって皆覚えてるかい? アルバムはまだ大事だ。本とか黒人の命と同じようにアルバムって重要なんだよ)

これね、その時のニュースでもそうなんだけど、わりと前からずっと私自身色々考えてることだった。
後半の黒人云々は当時の事件が背景にもあり、人種差別の意味も含まれてるんだけど。
アルバムが売れない、それがアーティストにとってどれだけ辛いことか。。。
個々にアルバムから抜き出して気に入った曲だけをダウンロードする、それは消費者としては別に責められることではない。
欲しいと思う曲にお金を払う、当たり前。
でもさ、そのアルバムに例え気に入らない曲があったとしても、まるっと含めて一枚の作品だと思うんだよね。
なんかさ、寂しいよね。必要と思うものしか手に入れない。
なんかさ「余白」がないんだよね、今の音楽の世界。

「アルバム」というか、CDそのものが、今の時代では動物でいうところの、絶滅危惧種にあたるんじゃないかなって最近思う。
つい先日もアメリカ・レコード協会が2014年の音楽市場の売上データを公表したんだけど、アメリカではとうとうダウンロードに成り代わりストリーミング配信が上回ってしまった。
レコード→CD→ダウンロード配信→ストリーミング配信
こんな流れですわ。
ダウンロードといえば世界で流通しているiTunesだよね。これよりも、今はSpotifyとかの月額課金でストリーミングがこれからは主流になっていく様子。
なんだかなー・・・。ですよ。
CDが売れるのは今やもう日本だけの話。(つっても日本もガンガン売上落ちてますが)
世界でもCDの売り上げ枚数はアメリカに次いで日本は2位にいるし、恐らく近い将来世界で1位になるんじゃないだろうか。
ここら辺の話は個人的にデータもとってあるんだけど、それを語ると長くなるので割愛しますがwww

で、ここでちょっと新しい(?)動きとして、オリコンが「MUSIC CARDの合算」と「コンサートチケットに付属するCDの合算」を中止したのよ。
そこで今新たに声が上がってるのが「握手券つきの合算中止」を求める声。
握手券とかおまけとかついたCDを一人の人間が何枚も購入している、それをオリコン的に「正確な売り上げ枚数」として数えていいものかどうか。
某アイドルでは100枚とか購入して中身の券だけを取り出してあとはポイみたいなCDの扱いをする客がいる。
そういう売れ方を正規の売上数としてカウントしてもいいのかどうか、そこら辺がオリコンとしても「音楽のヒットを正確に伝える」という使命を全うできているのか悩ましいところなんだろうな。
枚数を拾うだけならレコード協会?が拾うからね。オリコンの情報は「ヒットしてるかどうか」なんだもん。趣旨が違う。
そんなわけで、ホンギがファンミの時に、CDを買ってほしいから、、、と話してたのを聞きながら、だからといってその手法はどうなんだろう、ってちょっと微妙な気持ちになった私なのでありました。
ホンギは別に枚数が、じゃなくて、「アルバム」自体を買ってほしいという意味で言ったんだと思うけど。
その為に「何か」を付加しなくちゃならないっていうのがさ、なんか、悲しいじゃない。



こんなところかなー。
長い前置きwww
私が何を言いたいのか、これだけでは伝わらないかと思いますが、まぁ、なんとなく感じていただければと思います。

前置きの様に、色々考えつつ、頭に残しつつ、今回のファンミを堪能してきたので、そっちの感想を次の記事で書きますが・・・・。
今日はここまでにしておこうwww


あ、明日、明後日でしたよね?大阪。
ネタバレにはなってない程度に収めておきましたので、大丈夫かな。
↑ちょっと漏れてる(爆)


行かれる方は楽しんできてくださいね〜。