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B-PASS 1月号 読んでみたよガオー!

いいなーアンコン。韓国行きたいな〜。韓国のライブ、楽しそうだもんな〜。またもやミナンとカホンがお出ましの様子だもんな〜。って、憧れる私はパスポートを持っていない、いまどき奇特な社会人です(爆)

最初は立ち読みだったのだ。
だって、本人達のインタビュー記事じゃないし。
ライターさんの感想文買ってもしょうがない。
だって、曲に対する感想は人それぞれだから。
てことで今度出る新曲の感想がつらつらと書かれております。
それでも、色んな角度からあらゆる表現力を駆使して褒めちぎって下さるのは気分いい。
それに、ビーパスのライターさんはFTのことを良く理解してくれてるのがこれまでのインタビューで読み取れる。
そんなわけでこの雑誌に対しては結構好意的だったんだけど。。。

でもだ、最後の最後で私は思わず眉間にしわを寄せてしまった。
それまで気分よく、うんうん、さすが、いいこというなーって読んでたのに。
終りにそれですか?
てな感じで、何とも後味の悪いエンディングとなってしまいました。

買わずに文句たれるのも違うと思うのでwちゃんと買ったわよ。
そしたら吉井さんがのってて、本当に素敵なインタビューで。
バンド活動を経ての現在のコラボだったり、曲作りだったり、本当に楽しそうだ。
毎日何か作ってるって、素敵だな・・・。
・・・って話がそれた。


またしても・・・いつもの・・・?
毒撒き散らしです〜。
しかも今日はちょっとご機嫌斜めなのでウザい(笑)
ご注意!


最後までの文章はとてもあったかくて、素敵な文面ですから、是非読んで下さい。
それまでが良すぎたが為の、最後が気になってしまったのです。

と、言い訳をしておこう(笑)


本当に最後、最後の締めの言葉なの。

「最後に、バンドというのは得てしてメンバーの作詞作曲が求められがちだが、それは時にワンカラーに陥りかねない。FTISLANDの魅力は、メンバー自身も楽曲制作の力を付けつつ、日本の音楽家との共作も、提供作品も、自分たちのものに昇華できる力を持っていることだ。言葉の壁を乗り越えて、両国の制作者と5人の才能をかけ合わせながら成長し続けるFTISLANDのようなアーティストは、実は日韓を探しても、なかなか居ないタイプでは無いだろうか。」

別に何も間違っちゃいないよ。いや、むしろ有り難い言葉だとさえ思った。
でも、、、これを読んで、そういう解釈もありだと思う人もいるだろうけど、私はそうでない。
そうではないのだということを発言しないと、胸の中がムカムカするので(笑)
気持ちをリセットする意味を含めてあえて言葉にさせて頂きます。*1

言いたいことはよく分かる。
Distanceの作品がメンバーの曲じゃないってことや、作詞にも3曲全て共作となってることを受けての、この文面なんだろうとも思う。
確かに、そういった外部からいただいた作品を、「自分たちのものに昇華」しているFTは凄いと思う。
でも、それは今、すべきことでは無いようにも思うのです。*2

世界中に数えきれない程のバンドが存在して、それぞれが、自分たちの気持ちを音楽にのせて歌っている。
バンドとは、言葉を音楽に変える為に必要な存在。
気持ちを発する為に、詞を考え、そこにメロディーをのせ、ドラムのリズム、ギターのコード、ベースのビート、一つ一つが重なって初めてその曲が持つカラーが誕生するのだ。
それを生み出す努力を惜しまないで、何がバンドだ。
そこにまだ至ってもいないのに、提供された曲をこなすことにどんな意味があるの?
楽曲制作の力をつけつつ・・・じゃなくて、力をつけてからにしないと!
順番が間違ってる。
音楽雑誌を出版する側が、そこを容認してはダメだと思うのです。

提供された曲でいいのなら、だったら代弁者としてカラオケで歌えばいい。
新しいものを生み出すバンドでいる必要ないじゃない。それなら演奏が上手くなる必要もないし。
「歌手」のくくりで、いいじゃない?

いっくらリメイクしたって、その曲が持つ本来の意味を180度変えることはできない。
ということは、その曲はどんなに手が加えられようと、作った人のものだ。
例えば逆に、ジョンフンの曲を他のミュージシャンがリメイクしたとしても、
それはやっぱりジョンフンの曲なのだ。

バンドという形で活動する以上は、自分らの言葉で、音楽で、曲を作るべきだ。
「メンバーの作詞作曲が求められがち」がち、じゃなくて、求めてるんです。こっちは!
自分たちの手で生みだすからこそ、それを認められることに喜びを感じるんじゃないの?
感動を与えて、逆に感動をもらえるんじゃないの?

「ワンカラーに陥りかねない」それでいいんじゃない?
バンドごとに色が違う、それでいい。それが当たり前。
だからフェスや対バンすると色々な音色が楽しめて、そこがいいんじゃん。
みんながみんな同じ様な曲演奏してたって飽きるだけ。
「人」が違うように、バンドもそれぞれに個性があって当たり前でしょ。
それなのに、そこを否定するかのような、発言はちょっといただけない。
そのワンカラーを探し求めてるバンドだっている。
ワンカラーを必死で守ろうとしているバンドだっている。
私の好きなバンドにもワンカラーを大事にして、飽きてしまって離れていくファンもいれば、やっぱりこの色でなくちゃ、と戻るファンもいる。
FTはどうなの?色んな事をやりすぎて、ワンカラーが定まらない状態じゃ?
本人らが、今は虹色だけど、いずれは自分たちのカラーを作り上げたいと思っていて、その点に関してはまだまだ葛藤の段階だ。
だからこそ、今は自分たちの曲をどんどん生み出すべき時なんじゃないかと私は思っている。
ここのフレーズどうする?ギターのリフは?コードの運びは?マイナーでいく?
そうやって一つずつ曲を作っていく作業が、どんだけ大事なことか。

提供される曲が悪いと言ってる訳じゃない。日本での活動では、ちょっと後回しにしたらどうだい?と言いたいのだ。
それが「あたりまえ」にだけはなって欲しくない。

それに、冒頭の文面、同じセリフ、日本のバンドにも言えるだろうか。
今、必死でデビューを夢見て楽曲作りに専念している、バンドマン達に、同じことを言える?
曲を提供してもらうなんて、レコード会社と契約できて、事務所にも所属できているから言えるセリフだ。
注目を浴びて、テレビにも出られるようになったから言えること。まったく、贅沢な話だ。
それに自身の曲がこの曲よりできが良ければ、当然そっちを採用するだろうに。
要は売れる曲ができないってことでしょ。

もしかしたら最近のK-POPに対する否定的な煽りを受けての、擁護のつもりだったのかもしれない。
でも、そういうのが、バンドとして活動しようとしている彼らの邪魔をしてるんだってことに気づいてほしい。
ただでさえ、日本の数あるバンドからしたらFTは下積みがないに等しいのに、こんな甘い言葉かけちゃ、反発受けちゃいます。現にバンド好きの私がおもいっきし反発してるwww

FTに関しては、これまでも厳しい日々を送ってきているだろうけど、それは今後も変わらないでほしい。
厳しさの中でしか、成長はないから。
実際、その厳しさを乗り越えての飛躍的な技術力アップと歌声、表現力がFTの強みになってるでしょ。
まだまだ成長できる部分はあるし、もっともっと大きくなれるバンドだと思う。



私はK-POPを応援してるんじゃない!
ロックバンドFTISLANDを応援してるんだいっ!!

*1:その為のブログだっ

*2:特に日本では