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鳥のように”새들 처럼”MV

もともと、誰かの曲をリメイクして販売する、という行為が好きじゃないんです。
リメイクして、ライブで演奏するとか、テレビで披露するとか、そういうのは全然OK。
そういう試みはとても楽しいので。アーティストによっては、むしろ色んなバージョンを見てみたいとも思うし。
でも、人様の曲をアレンジして、「売る」「利益を得る」というのが、どうも、昔から馴染めなくて。
それは私の勝手な考えなので、だからどうだというのはないのですが。

だから初め、リメイクして発売するってのが、自分たちの曲なのかと思ってたんだけど、実はそういうことだったと知って、うーん・・・。
て、勝手に感傷に浸っておりました。わっはっは。

だけど、ティーザーちゃんがとにかく良くて。
映像の中でみんながキラッキラ輝いてるのがすごくすごく良くて。
それはこの楽曲の持つ輝きだったりするんだろうかと、とりあえず元の曲も聞いてみました。
オリジナルはもっと清らかなイメージで、これは大衆受けする素敵な曲だな〜と思いました。

で、フルのFTのアレンジを聞いて、さらにこの曲が気に入りました。
この曲に関しては、各メンバーのそれぞれの個性が良く出ているし。
やはり、ツインじゃなく、ホンギがちゃんとボーカルとしての役割をできているのが安心するなーと。
それからスンのラップも自然だし、普通、オリジナルにない曲にラップを加えるとちょっと違和感があったりするんだけど、この曲全体のアレンジがいいので、ラップも全然不自然じゃない。
スンとジェジンの二人でのラップも素敵だ。
さらに、ギター!
これまでティーザーで裏切られたことがあったのが嘘のようにwwwフニ兄さん、素晴らしいです。
特に後半のサビの繰り返しでのギターサウンドは、私の好きなレスポールの音が活きてます。
ミナンのドラムは日本の曲とは違ってテクを駆使するものではなく、この曲のイメージに合わせた安定したリズムを刻んでいる。
水しぶきの効果なんかは、ブルーマンかと思ったけど(←そう思うのはあんただけだ)カッコい〜。
で、MVの構成自体が、素敵なんだ〜。
色もいいね!
みんなの表情も!
このMV、本当に、これまでで一番好きかもしれない。

でも、だけど人の曲なんだな〜と。
フニ兄さん、MUSEのアルバム待つ前に、自分の曲出しなさいよっってツイに突っ込んでたけど、まさかカムバでリメイクとは。
・・・まぁでも年明け?に出すまでのつなぎとして出されたのだと思えばサービスってことで、いいか。
とか思ったり・・・。
そんな感じで悶々としてたら、AERAで、考えが一変しました。
 →AERAを読んでみたの記事

これまで、FTはバンドとして韓国の大衆に受け入れられるように努力していることは理解してました。
自分たちのスタイルを模索している中で、それが虹色だと感じるようになり、虹色のごとくどんな曲でもこなせるように更に努力していることも分かってる。
で、今回のこのアルバムがどんな役割なのかと考えた時に、今まではFT達の曲を披露して、受け入れられるのかどうかの判断を仰いできていたけれど、このアルバムは逆に、大衆に受け入れてもらうというよりはFTが受け入れて、大衆に入り込んだんだなと。
前に立って曲を聞いてもらうんじゃなくて、隣に立って曲を一緒に楽しむ。
そうすることで、FTの演奏に耳を傾けてもらえる大きなチャンスになるんだなーと。
漠然とそう思いました。
そこに至るにはきっとあの、不朽の名曲での出演が大きかったのではないだろうか。
あれこそ、大衆に向けた番組だったから。
あらゆる年齢層の方にホンギの歌声を認めてもらえて、尚且つ、バンドサウンドも聞いてもらえた。
そこで優勝することで、今回のアルバムの効果が更に影響を与えることになる。
とても重要なアルバムなんだと思いました。

私は日本人で、日本に住んでいるから、そんな廻りくどい活動は必要ないと思うし、やっぱり、オリジナルはオリジナルが一番だと思うので、まだCDを購入してないし、これから先も買うかどうかは分からない。
でも、韓国でこのような活動展開するFTのことは素直に応援したい。

MVだけ入手する方法はないだろうか(爆)

せめて、日本では自由にのびのびと曲作りに励んでもらいたい。
韓国でもいずれ・・・いや、すぐにそういう時代がくるから。その時代を自分たちの手で作っているんだから。
ということで、韓国の活動に関しては、今後は*1愚痴を言わない様にします(何だそれ!!!)

FTISLAND ファイティン!!!

*1:なるべく・・・www